札幌市中学校長会　１２月例会　明るい未来待っている　中村会長　悩む生徒を応援

（札幌市 2021-12-07付）

　札幌市中学校長会（中村邦彦会長）は１日、市内の道立総合体育センター北海きたえーるで１２月例会・研修会を開いた。各部の担当者が所管事項を報告し、来年度の札幌市学校教育の重点や校長会日程などについて確認。中村会長は、学校の成績や友人関係など目に見える現実に押しつぶされそうになっている生徒に「必ず明るい未来が待っていると伝えてほしい」と呼びかけた。

　開会に当たり、中村会長があいさつ。この時期、テストの点数や成績、友人関係、部活、家庭など様々な事柄で悩んでいる生徒について、「目に見える現実に押しつぶされそうになっている生徒には、今は目に見えないけれど、必ず明るい未来が待っていると伝えてほしい」と呼びかけた。

　また、「今後の新型コロナウイルス感染症の状況の見通しがつかない今、学校においても来年度の教育課程をどうしていくか悩まれていると思う」とした上で、「子どもたちの明るい未来のために、今できること、今しなければならないことに、会員と一緒に取り組んでいきたい」との意向を示した。

　議事に移り、各部の担当者が所管事項を報告。うち事務局では、来年度の札幌市学校教育の重点や校長会の日程などを連絡した。

　このほか、来年度教育実習配置案や生徒指導上の成果・課題などについて協議した。

(札幌市 2021-12-07付)