道内各校さまざまな取組紹介　札幌豊明高等支援

（札幌市 2021-12-03付）

学校祭

　市立札幌豊明高等支援学校（小山学校長）は、学校祭や役所への案内板の寄贈など、様々な取組を行っている。

◆夢に向かい豊明祭　ステージ発表披露

　１１月１３日、同校で豊明祭が行われた。各学年のステージ発表を保護者などが参観。各班が準備してきたパフォーマンスを披露し、笑顔で活動を終えた。

　本年度のテーマは、「Ｄｒｅａｍ～夢に向かって」に設定。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、学年ごとに時間を分散し、規模も縮小して開催した。

　ステージ発表では、１年の情報番組班、オリンピック班とダンス班が「一致団結」、２年生の映像班、ミュージック班、アート班、スポーツ班が「私たちの青春ムービー」、３年生の映像班、器楽班、書道パフォーマンス班が「前進」をテーマに、元気よく発表した。　　

　閉会式では、生徒会企画のクイズなども行い、笑顔で終了となった。

◆木製案内板寄贈で　札幌市から感謝状

　１１月２６日、篠路茨戸まちづくりセンターで使用する、木製の案内板寄贈に対する感謝状贈呈式が同所で行われた。小山校長のほか、制作を担当した工芸ものづくり科の生徒２人が札幌市の見上雄一北区長から感謝状を受け取った。

　同校は、生徒の成果品を地域などに継続的に提供。新型コロナウイルス発生後には、生徒が製作したマスクの寄贈も行った。

　同センターは、移転に伴い、窓口に設置する案内板が必要になったことから、学校に協力を依頼。「税証明」「子育て・福祉」などの案内板のほか、職員のネームプレートも人数分を製作した。

　案内板は、工芸ものづくり科のレーザー刻印担当の生徒２人が、夏休み終了後から製作に取り組んできた。

　感謝状贈呈式では、小山校長と生徒２人が来所。見上北区長が感謝状を手渡し、地域に愛される施設づくりへの貢献をたたえた。

　後藤大輔教頭は「生徒にとっても、自分たちの作品が活用されているのを直接確認することができたのは、貴重な経験になったと思う」と生徒の成長に期待している。

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案内板

(札幌市 2021-12-03付)