札幌市北野平小　韓国初等学校交流　英語力、表現力向上へ　好きな食べ物等互いに質問

（札幌市 2021-12-16付）

Ｚｏｏｍを活用して交流した

　札幌市立北野平小学校（岡田美樹校長）は１１月下旬、５年生外国語科の一環で韓国水原市明仁初等学校との交流授業を行った。両校の児童がＺｏｏｍを活用してオンラインで交流。好きな食べ物や好きな動物などについて質問し合った。

　交流は、両校にとって母国語ではない英語の言語で互いに交流できることを体感し、英語の学習の意義を理解することがねらい。また、単に韓国にかかわる知識を習得するだけでなく、「自国の文化や伝統の認識」「多様な他者の存在を認識」「表現する相手による方法の工夫」などを学ぶ機会とした。

　授業では、はじめに明仁初等学校の５年生が普段の授業の最初に実施しているアップテンポの英語の歌を披露したあと、相互に質問する時間を設けた。

　両校の児童がサイコロで質問内容と質問相手を決める形式で実施。相手の好きな食べ物や、好きな動物など６項目について質問。北野平小の児童の１人は好きな食べ物の質問に対して「Ｍｙ　ｆａｖｏｒｉｔｅ　ｆｏｏｄ　ｉｓ　ｓｕｓｈｉ」と回答していた。

　授業後に、児童たちからは「いつもきょうのような形で英語の授業を行いたい」「個別にタブレットＰＣでＺｏｏｍ接続して、いろいろなことを話してみたいので、次回の機会を用意してほしい」などの感想が寄せられた。

(札幌市 2021-12-16付)