学校生活への期待胸に　札幌市立小　３学期始業式

（札幌市 2022-01-20付）

４、６年生のみ体育館で式を挙行した

　札幌市立小学校１９７校の３学期始業式が１９日、一斉に行われた。うち、八軒西小学校（白崎正校長）では、児童３５３人が元気に登校。児童たちは、３学期からの学校生活に向けて意気込みを新たにしていた。

　市立小学校の本年度３学期始業式は、市内小学校全校が１９日に実施した。

　うち、八軒西小では、新型コロナウイルス感染予防のため、式は、４、６年生のみ体育館で、１、２、３、５年生はテレビ視聴形式で参加した。

　あいさつに立った白崎校長は、冬休み期間の正月にちなんだ話を展開。正月の“正”を分解すると、“一”と“止”の漢字に分けられるとし、「一旦止まってしっかり考えると正しいことにつながる」と強調。「道を歩く際にも、一旦止まって右左を見て正しく渡る、勉強するときも一回止まって見直してみることで正しい答えにつながる」などと説明した。

　また、３学期は登校日が少ないことにふれ「短い３学期だからこそ一旦止まってじっくりと考えて目標を達成するような自分にとって正しい３学期にしてほしい」と呼びかけた。

　このあと、学級ごとに学級活動を行い、冬休みの振り返りや３学期からの学校生活に向けての意識を高めた。

　６年１組の樋渡ひかりさんは「３学期は短いから日々の生活での友達との時間を大切にしたい」「中学生になったら勉強が難しくなると思うので今のうちから自分のペースで勉強を頑張りたい」などと３学期に向けての抱負を語った。

(札幌市 2022-01-20付)