札幌市教委　３年度校種間人事交流　計２４人が異校種に異動　幼３人、小１０人、中１１人

（札幌市 2022-01-21付）

　札幌市教委が毎年度実施している校種間人事交流の本年度実施状況がまとまった。学びを連続してとらえる視点を身に付けることや、校種間の連携を促進することを目的に実施。３年度は、小学校から１０人、中学校から１１人、幼稚園から３人が学校種をまたぎ異動した。

　校種間の人事交流は、教職員が子どもの育ちや学びを連続してとらえる視点を身に付けることや、校種間の連携を促進することを目的に毎年実施しているもの。現行の仕組みを生かしながら異校種間における人事交流を推進し、子どもの発達段階や成長を踏まえた教育活動の充実を図っている。

　３年度は、小学校から幼稚園に３人、中学校に６人、特別支援学校に１人が異動。中学校への異動者のうち１人は、養護教諭となっている。

　中学校では全１１人が校種間を異動。内訳は、小学校に５人、高校・中等教育学校に４人、特別支援学校に２人となっている。小学校への異動者のうち、１人は養護教諭。

　幼稚園からは小学校に２人、行政機関に１人が異動した。

　高校からの異校種への異動はなかった。

　市教委では、来年度以降も校種間の人事交流を推進していく考え。

(札幌市 2022-01-21付)