ＳＧＳＣ　スキー学習支援事業　安全に楽しめるよう　発寒西小にサポーター派遣

（札幌市 2022-01-31付）

安全に滑られるようサポートした

　さっぽろグローバルスポーツコミッション（＝ＳＧＳＣ、会長・秋元克広札幌市長）は２７日、札幌市立発寒西小学校（関敏明校長）でスキー学習支援事業を実施した。２年生のスキー授業にスマイル・サポーターズ（スポーツボランティア）３人を派遣。サポーターは、用具の持ち運びや脱着の補助など、教員が行う授業をサポートした。

　ＳＧＳＣは、市民・団体の多様な交流を支えるとともに、スポーツボランティアのスマイル・サポーターズを管理し、各種スポーツ大会へサポーターを派遣している。

　前年度からスマイル・サポーターズの新たな取組としてスキー授業の補助を行う小学校スキー学習支援事業を展開。スキー学習支援を行う保護者の確保が困難な小学校にスマイル・サポーターを派遣し、子どもたちの学びを支え、活動の場を拡大することを目指している。

　本年度は、市内の小学校５６校に延べ１３８人のサポーターを派遣する。

　発寒西小のスキー授業には、サポーター３人を派遣。サポーターは、用具の持ち運びや脱着、スキーが苦手な児童への転倒時の補助など、児童が安全にスキーが滑られるようサポートした。

　スキー授業に参加した廣田浩真さんは「ボランティアが見守ってくれてやりやすかった。上手に滑られるようにこれからいっぱい練習したい」と笑顔で話していた。

　河端ユミ子教頭は「多くの大人が児童を見守ることで、児童一人ひとりへの対応が可能となり、楽しくスキー授業を受けることができる」と感謝。「子どもが雪と親しむスキーに取り組むために、行政と学校・地域・保護者が一丸となっていきたい」と話していた。

(札幌市 2022-01-31付)