安心して学べる環境整備を推進 星友館中など学びセーフティネット
(札幌市 2022-02-25付)

 星友館中学校を含めた市の学びのセーフティネットに関する質疑が行われた。

 市は、道内初の公立夜間中学となる星友館中を4月に開校する。不登校など様々な事情によって、中学校を卒業できなかった人たちに学ぶ機会を提供していく。

 市教委の檜田英樹教育長は「どの年代に対しても義務教育の機会を提供する夜間中学は“自立した札幌人”に向けた基礎的な学びを求める人にとって、心のよりどころになる」と夜間中学の重要性を説いた。

 また、不登校等によって学びに困りを抱えている子どもについては「学齢期に限らず、いつでも学ぶことができるという安心感によって、今の自分を肯定的に受け止めることにつながる」との考えを示した。

 その上で、「これから見直しに着手する新たな教育振興基本計画に、生涯にわたる学びのセーフティネットの体系化を位置づけ、市民が安心して学び続けられる環境整備に努めていく」と述べた。

 小口智久委員(公明党)の質問に対する答弁。

(札幌市 2022-02-25付)

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