共生社会の実現へスポセン設置検討 障がい者競技振興
(札幌市 2022-02-25付)

 共生社会の実現に向けた障がい者スポーツの振興が取り上げられた。

 市では、障がいの有無に関わらず参加できる競技体験会等を通じて障がい者スポーツの普及に取り組むとともに、スポーツの習慣化や交流促進の場として、市立札幌みなみの杜高等支援学校でスポーツ専用の学校開放などを進めてきた。

 秋元克広市長は「障がい者スポーツの振興は、障がいのある人の健康の維持や増進に加え、障がいの有無を超えた交流による相互理解を促進し、共生社会の実現に資するもの」との認識を示した。

 その上で、「競技指導者やサポートスタッフなどの支える人材の育成や競技力向上に対応する障がい者スポーツセンターの設置について検討を進めている」と述べ、様々な形でスポーツに参画できる環境構築を進めるとした。

 小口智久委員(公明党)の質問に答えた。

(札幌市 2022-02-25付)

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