オンライン環境整備し学び保障 教育環境等の充実(札幌市 2022-02-28付)
教育環境等の推進・充実に関する質疑が行われた。
新型コロナウイルス感染症によって、1月27日から本道はまん延防止等重点措置の対象地域となっている。
市内の一部保護者からは、分散登校や一斉休校による対応のほか、オンライン授業を中心とした学びへの移行を望む声もある。
市教委の檜田英樹教育長は、コロナ禍における学びの保障について「学校は、子ども同士や教職員との触れ合いはもとより、保護者、地域の人々の支えも得ながら、人とのつながりを感じつつ学び、人間的に成長していくための貴重な環境」との認識を示した。
学級閉鎖時の対応では、「ほぼ全ての学校で端末を持ち帰り、オンラインにおいても人とつながることによる安心感を大切にしながら、発達の段階に応じた双方向による学習支援を実施している」と述べた。
今後、「オンラインの環境整備に努めながら、引き続き、その時々の感染状況や子ども一人ひとりの状況に柔軟に対応しつつ、コロナ禍でも誰一人取り残すことなく、知・徳・体のバランスの取れた学びを保障していく」とした。
小田昌博委員(自由民主党)の質問に対する答弁。
(札幌市 2022-02-28付)
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