子を生み育てたい環境へ取組を強化 子育て環境充実(札幌市 2022-02-28付)
子どもを生み育てやすい環境を実現するための取組に関し質疑が行われた。
市では、人口減少の緩和に向けた方向性を具現化したさっぽろ未来創生プランを2年3月に策定。プランでは、結婚・出産・子育てを支える環境づくりの実現などを基本方針として掲げている。
また、妊娠前の健康管理や多様なライフデザインの普及啓発等を通じた人口減少対策をテーマとしたプロジェクトが発足。北海道大学を中心に、札幌市を含む自治体や企業が参画している。
秋元克広市長は、方針に沿った取組を推進してきた一方で「合計特殊出生率が依然として低位であることから、新たな視点を取り入れ、様々な機関と連携しながら、子どもを生み育てやすい環境づくりが必要」との認識を示した。
その上で、「今後、出産・子育てに関わる不安・負担の軽減や、質の高い雇用の創出など、これまでの取組を強化していくとともに、プロジェクトを活用しながら、結婚、出産、子育てに希望が持て、子どもを生み育てたいと思えるような環境を構築していきたい」と述べた。
恩村健太郎委員(民主市民連合)の質問に対する答弁。
(札幌市 2022-02-28付)
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