札幌市 5~11歳のワクチン接種 ファイザー小児用2回 接種券 28日から発送開始
(札幌市 2022-02-28付)

 札幌市は、5~11歳の小児への新型コロナウイルスワクチン接種の概要を公表した。ワクチンはファイザー社の小児用を使用、接種回数は2回で、3週間の間隔を空けて接種する。接種券は、きょう28日から発送する。

 市は、5~11歳の小児へのワクチン接種について、予防接種法第8条に予防接種の勧奨が求められていることから、全ての対象者へ接種券を送付する準備を進めている。

 24日には、小児接種の概要を発表した。小児接種で使用するのはファイザー社製で、12歳以上とは濃度、用量が異なる。接種回数は2回で3週間の間隔を空けて行う。接種の際には保護者の付添いが必要。

 接種券は、きょう28日から発送を開始。発送数は約10万5000通で、28日時点で5~11歳および3月1~31日に5歳となる小児が対象となる。3月以降に5歳に到達する小児には、5歳到達の前月下旬に接種券を発送する。

 接種実施医療機関は、22日現在で、120ヵ所。内訳は、小児科86ヵ所、小児科以外が34ヵ所となっている。接種予約方法は、医療機関への直接連絡のみ。

 なお、1回目の接種時に11歳だった小児が2回目の接種までに12歳となった場合、2回目の接種も小児用ワクチンを使用する。

 市は今後、接種可能な医療機関一覧を作成し、ホームページ上に掲載する予定。

(札幌市 2022-02-28付)

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