札教組　２０２２年度定期大会　鈴木執行委員長を再任　民主教育創造など８方針

（札幌市 2022-03-04付）

　札幌市教職員組合（＝札教組）は２月９日から２５日にかけて、２０２２年度第６回定期大会を書面開催した。２１年度の活動経過や決算を報告したほか、２２年度の取組の方針、予算、新執行体制などを決定。取組の方針には「平和と教育を守り民主教育を創造する」「組織を強化し拡大する」など８点を掲げた。執行体制では、鈴木誠幸執行委員長の再任などを決めた。

　２２年度第６回定期大会は新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点で２月９日に書面で開催。集計の結果、議決書を送付した全分会が賛成し、議案の全てが承認・可決された。

　議案のうち、①平和と教育を守り民主教育を創造する②官制研修等に対する取組③自律的・民主的職場づくり④組織を強化し拡大する⑤生活を守り、教育予算拡充を求める⑥いのちとくらしを守る⑦諸権利定着・拡大⑧平和と民主主義を守る―の８点を取組の方針として決定した。

　執行体制では、鈴木執行委員長らの再任を決めたほか、新執行副委員長に伏見中学校の針谷義典教諭を選出した。

　２２年度の本部執行体制はつぎのとおり。

　　　　　　　＝敬称略＝

▽執行委員長＝鈴木誠幸（退職専従）

▽執行副委員長＝前崎彰宏（北郷小）、針谷義典（伏見中）―新

▽書記長＝岩渕昌彦（平岡中央小）

▽書記次長＝東藤正明（札苗中）、井村正之（月寒東小）

(札幌市 2022-03-04付)