札幌市　雪と暮らすおはなし発表会　雪の魅力、雪対策紹介　児童生徒の壁新聞、動画等

（札幌市 2022-03-18付）

研究内容を紹介した動画など個性豊かな作品が並んだ

　札幌市は１１日から１４日までの４日間、札幌駅前通地下広場・憩いの空間で、第１６回雪と暮らすおはなし発表会を開催した。児童生徒が、冬や雪をテーマに調べた成果をまとめた作品を展示するとともに、プレゼンテーション形式で研究内容を紹介した動画を上映した。道行く人々は、個性豊かな作品に見入っていた。

　発表会は、雪への関心や雪対策について理解を深めてもらうことを目的に、市内の小中学生を対象に実施したもの。

　募集したのは作品と動画の２部門。作品部門では、冬や雪をテーマに作成した壁新聞や写真、ポスター、動画部門では、冬や雪を題材に研究した内容をプレゼンテーション形式で発表する動画を募った。

　会場には、児童生徒たちから寄せられた作品１９４点を展示するとともに、優秀動画作品８点を上映した。

　作品部門では、タクシー運転手にフィールドワークを行い、冬道の危険について調べたことをもとに、新しい除雪方法を考えた作品や、つららが生じる原因と屋根の形によるつららの生じやすさの違いなどを研究し、つららの落下の危険性を訴える作品などが並んだ。

　動画部門では、雪の利活用や雪だるまづくり、本道の雪の魅力についての研究内容を紹介した作品を上映した。

　会場を訪れた人々は、作品の前で足を止め、児童生徒の学習成果に興味深く見入っていた。

研究内容を紹介した動画など個性豊かな作品が並んだ

(札幌市 2022-03-18付)