札幌市　黒板アートコンテスト　北白石中、平岸高最優秀　五輪でつながる過去と未来

（札幌市 2022-03-18付）

チカホや動画サイトで制作過程を視聴できる

　札幌市が札幌オリンピックでつながる過去と未来プロジェクトの一環として実施した「黒板アートコンテスト」の受賞作品が決定した。中学校の部は北白石中学校の「１９７２大会の感動と札幌遺産」、高校の部は、市立札幌平岸高校の「変移」が最優秀賞に選ばれた。札幌駅前通地下歩行空間北２条交差点広場のデジタルサイネージと市の公式ユーチューブチャンネルで、入選した作品とその制作過程を視聴することができる。

　コンテストは市内の中高生が対象。未来のオリンピック・パラリンピックや札幌の街並み、理想の世界など、未来への願いと昭和４７（１９７２）年の札幌オリンピックの感動を組み合わせた独自のテーマで、学校の黒板に表現する「黒板アート」を募集した。

　今回は市内の中学校３９チーム、高校１０チーム、生徒計１６７人が協力し制作した作品が集まった。

　中学生の部の最優秀賞には、北白石中のチーム・メスシリンダーの「１９７２大会の感動と札幌遺産」が選ばれた。背景にはＪＲ白石駅の駅舎をイメージしたレンガを敷き詰め、テレビ塔など今後も残り続けるであろう観光名所を描いた。

　高校の部は、平岸高Ａチームの「変移」が最優秀賞に輝いた。昭和４７（１９７２）年の開会式の様子や過去から現在まで受け継がれている競技の様子を描くことで、これからの冬季オリンピックのイメージを表現した。

　このほか、各部で５チームの作品が優秀賞に選出されている。

　入選したチームの作品と制作過程は、札幌駅前通地下歩行空間北２条交差点広場のデジタルサイネージと市の公式ユーチューブチャンネルで視聴できる。

　デジタルサイネージでの放送は３１日まで、各日午前１０時から午後６時までとなっている。

(札幌市 2022-03-18付)