見守り体制強化へ　６月ごろ事業開始

（札幌市 2022-03-24付）

　ながら防犯について質疑が行われた。

　市は、高齢化によって地域の見守りの担い手が不足する中で市民が日常生活や日々の企業活動を行いながら気軽に無理のない範囲で防犯の視点を持って地域を見守ってもらうことで犯罪の未然防止を図ることを目的に４年度から「ながら防犯」を実施する。

　これまで登録条件や募集方法のほか、活動の目印となるステッカーやバッジの制作を行うなど、開始に向けた準備を進めてきた。

　影山地域振興部長は「今後多くの市民から理解と協力を得て事業を進めることができるよう新型コロナウイルスの感染状況等に留意しながら６月ごろには事業開始する」との考えを表明した。

　「今後もより多くの市民に参加してもらいながら防犯の裾野を広げ、見守り体制を強化していきたたい」と述べた。

　また、これまで見守りを行ってもらっている地域安全サポーターズや防犯協会などの防犯団体に加え、多くの人に参加してもらえるようランニングクラブや愛犬団体などの外での活動の多いサークルや大学などにも声をかけ、積極的に参加を呼びかけていく考えを示した。

　小口智久委員（公明党）の質問に対する答弁。

(札幌市 2022-03-24付)