上川局　管内教育実践表彰を授与　旭川第三小　三木校長　アイデア全校に　河野局長が受賞校等訪れ

（道・道教委 2022-03-28付）

右から富良野高の髙橋校長と清野教諭

　【旭川発】上川教育局は３月上旬、３年度管内教育実践表彰の受賞者に対して表彰状を授与した。河野秀平局長が受賞校などを訪れ、表彰状を手渡しながらその栄誉をたたえるとともに、今後の活躍に期待した。

　本年度の受賞者は学校教育で３校と２教諭、社会教育で１団体（受賞者の功績概要は２月２４日付４面既報）。

　８日には富良野高校（髙橋宏明校長）を訪問。河野局長は、富良野市における演劇に関する様々な資源を有効に活用し、全道唯一の身体表現や舞台創作などの「表現科」を開設した点を高く評価しながら表彰状を授与した。

　同校で演劇を活用した教育活動に取り組む清野俊也教諭は「長年携わってきた講師の皆さんはもとより、何より生徒の努力のおかげ。表現に優れた教育活動を評価していただき、心から感謝している」と喜びをかみ締めた。

　旭川市立旭川第三小学校（三木勝仁校長）には９日に訪問。河野局長は「三小（主対深）授業スタンダードプラン８」を作成し、教職員が組織的・主体的に児童の学び合いを重視するとともに「協働的な学び」にＩＣＴを取り入れた点などを高く評価しながら表彰状を手渡した。

　三木校長は「先生方が協働的な学びやＩＣＴ教育など喫緊の課題に向き合い、授業改善のアイデアを全校に広げていったことが評価につながった。（受賞を）子どもたちも自分事として喜んでくれたことが何よりうれしい」と話した。

(道・道教委 2022-03-28付)