道内７万８０００人受検　全国学力調査　一斉に実施

（学校 2022-04-20付）

質問紙調査に端末で回答する児童たち

　４年度全国学力・学習状況調査が１９日、全国の小・中学校で一斉に行われた。道内では、札幌市立を含む公立小・中学校約１５００校の児童生徒約７万８０００人が受検した。

　本年度の調査教科は、国語、算数・数学に加えて、平成３０年度以来４年ぶりに理科を実施した。児童生徒質問紙調査においては、前年度に試行した１人１台端末を活用したオンラインでの回答を拡大。全国の児童生徒それぞれ１０万人、計２０万人を対象に実施する予定で、１９日から２８日までの期間で行う。

　道内では、札幌市立を含む公立小・中学校（義務教育学校前期・後期課程、中等教育学校前期課程、特別支援学校の小・中学部を含む）約１５００校、約７万８０００人が調査に臨んだ。

　うち札幌市立小・中学校は、２９７校、約２万９５００人が受検。質問紙調査においてオンラインを活用したのは、小学校２９校、中学校１０校だった。

　市立北光小学校（小柳俊夫校長）では、６年生３８人が合図とともに配布された調査紙を開き、一問一問じっくりと考えながら回答用紙に記入した。

　教科調査終了後に行われた児童質問紙調査には、クロームブックを活用してオンラインで回答。児童は、個人に用意されたパスコードを入力したあと、該当する項目に画面をタッチして答えた。

(学校 2022-04-20付)