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田中学園立命館慶祥小が入学式　学ぶしあわせ感じて　１～４年生１６６人晴れの日
（学校 2022-04-07付）

開校を祝い、テープカットに臨んだ（左から）吉田校長、田中理事長、江川校長

　学校法人田中学園（田中賢介理事長）が運営する田中学園立命館慶祥小学校（吉田恒校長）は６日、開校セレモニーおよび入学式を挙行した。初年度は、１年生から４年生までの計１６６人が入学。大きな拍手に包まれながら晴れの日を迎えた児童たちは、世界に挑戦する１２歳を目指して学ぶ学校生活を前に、目を輝かせた。

　同校は、元北海道日本ハムファイターズ選手の田中氏が理事長を務める田中学園が学校法人立命館と提携して設立した私立小学校。建学の精神「学ぶを、しあわせに。」のもと、挑戦（Ｃｈａｌｌｅｎｇｅ）・協働（Ｃｏｌｌａｂｏｒａｔｉｏｎ）・貢献（Ｃｏｎｔｒｉｂｕｔｉｏｎ）を教育の柱に、世界に挑戦する１２歳の育成を目指す。

　教育内容をみると、①国際教育②確かな学力③スポーツ＆アート―の３点を推進。１学年２クラス、２６人学級を基本とした少人数教育の中で、実技教科をオールイングリッシュで行う英語イマージョン教育や教科横断型学習「ＬＩＮＫ」、１年生からのＩＣＴ教育導入、児童一人ひとりに合わせた個別最適な学習など、特色ある教育活動を展開する。

　入学式を前に行われた開校セレモニーでは、田中理事長、吉田校長、立命館慶祥中学校・高校の江川順一校長がテープカット。田中理事長は「多くの人に支えられ、この日を迎えることができて感無量。児童たちや教職員に対する責任を持って、本道の教育のために新しいことにチャレンジしていきたい」と気を引き締めた。

　記念すべき第１回入学式は、密を回避するため学年ごとに実施。うち新２年生入学式では、喜びと緊張が入り混じった表情を浮かべた３７人が、教職員２９人や保護者の拍手に包まれながら入場した。学級担任から名前を呼ばれると、「はい！」と元気いっぱいに返事をし、新たな学校で学ぶ楽しみに目を輝かせた。

　吉田校長は「挑戦・協働・貢献の“３つのＣ”を心にたくさんためて、世界に挑戦する人になって」とあいさつ。田中理事長は「できないこと、チャレンジすること、失敗することは素晴らしい。これからの５年間、一緒になって挑戦しよう」と呼びかけた。

　同校は、きょう７日から授業を開始。特色あるカリキュラムに加え、毎週金曜日には田中理事長による特別授業「Ｋ―ｔｉｍｅ」を実施する。