給食室の衛生環境改善　函館旭岡小　板金組合に謝意

（市町村 2022-04-25付）

左から平田代表理事、澤田部会長、後藤校長

　【函館発】函館市は２１日、旭岡小学校（後藤昌樹校長）の給食室の一部を修繕した地域の板金組合に対して、感謝状を贈呈した。表彰状を手渡した後藤校長は「児童に提供する衛生面・安全面の保障につながり、大変ありがたい」と謝意を示した。

　函館建築板金事業協同組合は、市教委を通じて市内学校における水飲み場改修などのボランティア活動を約２０年間実施している。３月下旬、同校給食室の棚を１日かけて板金加工。老朽化によって木くずなどが落ちてしまう可能性があったのを未然に防止した。

　２１日、市は活動に対する感謝状の贈呈式を同校で挙行。同組合の平田昭市代表理事と青年部の澤田直輝部会長が出席した。

　表彰状を手渡した後藤校長は「異物混入などの危険性が予防でき、子どもたちが衛生面で安心して給食を食べられるようになって良かった。今後、学校だよりを通じて地域や家庭にも取組のありがたさを周知していきたい」と話した。

(市町村 2022-04-25付)