道社連が総会　白崎委員長を再任　全小社　道大会開催へ　ハイブリッド型で１０月２７日

（関係団体 2022-05-27付）

　道社会科教育連盟（道社連）は１４日、オンラインで４年度総会を開いた。事業計画や新役員などについて審議。事業計画には、１０月２７日に全国小学校社会科研究協議会の第６０回研究大会北海道大会を集合形式とオンラインのハイブリット型で開催することなどを盛り込んだ。役員改選では、白崎正委員長の再任などを決めた。

　開会に当たり、白崎委員長があいさつ。新型コロナウイルス感染症の状況下で１０月２７日に開催を控える全小社北海道大会の開催方法について触れ、会場での参会とオンラインでの参加によるハイブリッド開催で実施することを報告。「全小社としては新たな試みとなるが、道社連にとっては一昨年の上川大会、昨年の札幌大会のノウハウを結集した開催方法となる」と強調した。

　その上で「このハイブリッド開催をコロナ禍における妥協した開催方法と捉えてはいない」と指摘。「令和時代の授業研究の在り方を問う新たな試みで、ある意味GIGAスクール時代の研究大会の運営方法を本連盟が問題解決することで先鋭的な大会にしたい」と抱負を述べた。

　議事に移り、３年度の事業や各部・各地区の年間活動報告を行ったあと、４年度事業計画を審議。全国大会実行委員会を年に７回開催するほか、１０月２７日に第６０回全国小学校社会科研究協議会研究大会北海道大会を札幌市内カナモトホール、さっぽろテレビ塔で開催することなどを盛り込んだ。

　大会では、全体会や特設提案授業、記念シンポジウム、学年別授業研究会などを実施。全体会はカナモトホールで行い、分科会は札幌テレビ塔会議室を加えた８つの分科会会場を確保し、オンライン参加者らと意見を交わす。授業は、事前に録画編集した提案授業１本と、各学年４本、計１６本の授業をユーチューブで配信する予定。

　役員改選では、白崎委員長や平澤淳志事務局長の再任などを決めた。

　本年度の役員はつぎのとおり。

　　＝全員校長、敬称略＝

▽委員長＝白崎正（札幌市八軒西小）

▽副委員長＝大垣秀彦（旭川市千代田小）、水野秀哲（釧路町富原中）、長瀬雅一（函館市あさひ小）、三和史朗（留寿都村留寿都小）―新、千葉一博（札幌市三里塚小）、松尾則明（札幌市清田南小）、橋本隆（札幌市川北小）、金澤敦（札幌市札苗中）

▽監査＝堀井理（羽幌町羽幌小）、蟹谷正宏（愛別町愛別中）

▽事務局長＝平澤淳志（札幌市円山小）

(関係団体 2022-05-27付)