上芦別小６年対象に租税教室　５０種の税金に驚き！　滝川地方法人会青年部会

（市町村 2022-06-07付）

クイズなどで楽しみながら税について学んだ

　【岩見沢発】滝川地方法人会青年部会による租税教室が２日、芦別市立上芦別小学校（壽崎正人校長）で開かれた。６年生１２人が参加。児童の一人は「楽しかった。税金が約５０種類もあると知って驚いた」などと話した。

　全道の法人会は次代を担う子どもたちが税の重要性を正しく理解し、関心を持てるよう地元の小学校で租税教室など税について楽しく学べるイベントを実施している。滝川地方法人会青年部会では学校の希望に応じて毎年租税教室を行っており、本年度は同校のほか上砂川町立上砂川小学校、砂川市立豊沼小学校、滝川市立東小学校、砂川市立空知太小学校で教室を開く。

　当日は水島聖一部会長、佐伯充副部会長、坂田啓一郎副部会長、嶋大輔幹事、事務局の田湯宏昌専務理事が同校を訪れ６年生を対象に租税教室を実施した。

　自己紹介で水島会長は砂川市の三共建具工業（株）、佐伯副部会長は砂川市の（株）砂川ガス、坂田副部会長は芦別市の日成建設（株）などそれぞれ所属会社と業務内容を伝えた。坂田副部会長が同校体育館の建設工事を行ったことを話すと児童たちは驚きの声を上げた。

　続いて公園や橋、遊園地、市役所、デパートなどの中から税金が使われている施設に関するクイズを行った。児童は、それぞれ公園や橋など税金が使われていると思う施設を元気よく手を上げて答えた。

　また、税金のない世界では暮らしがどのように変わってしまうか学習するアニメーション教材を視聴。消火などの公共サービスに多額の費用を請求され、信号機が作動せず交通事故が多発する様子から税金の大切さを学んだ。

　最後に１億円の重さ（約１０㌔㌘）をレプリカを持ち上げて体験した。

　児童たちは「楽しかった。税金が約５０種類もあると知って驚いた」「税金は大切だと思った」などと話した。

(市町村 2022-06-07付)