5年度インターハイ北海道実行委 メダル意匠案など決定 倉本副会長 一層の力添えを
(道・道教委 2022-06-09付)

全国高校総体道実行委員会第3回総会
参加した委員80人に対し倉本副会長があいさつ

 5年度全国高校総合体育大会(=インターハイ)北海道実行委員会(会長・鈴木直道知事)は6日、第3回総会をオンライン開催した。実行委員会の副会長を務める道教委の倉本博史教育長は、大会まで1年余りに迫る中、あらためて会場となる自治体や関係機関の関係者に協力を要請した。議事では入賞者への授与メダルや参加者へのIDカードケースストラップの意匠案などを審議、決定した。

 5年度インターハイは5年7月22日から8月21日に開催。総合開会式は初日に札幌市内の道立総合体育センターで挙行する予定となっている。

 実行委員会は、インターハイの円滑な実施に向け、総合企画、総合開会式、競技種目大会の協力・支援などの業務を行うことが目的。道知事が会長を務め、道議会議長、道教委教育長が副会長を務める。

 この日、関係機関・団体の代表者、各競技の会場市町村職員ら委員80人が参加した。

 開会に当たり倉本副会長が鈴木直道知事のあいさつを代読。5月30日の道高校生活動推進委員会によるPR活動キックオフイベントの開催に触れ「出場選手のみならず大会に関わる全ての高校生が輝く大会にするとともに、大会の開催を地域の活性化や本道のスポーツ振興につなげていくため一層の力添えをお願いしたい」と求めた。

 続いて道教委高校総体推進課の松井晃之課長が、インターハイ開催に向けた宿泊対策や保健医療対策、総合開会式式典映像制作の基本方針など道実行委員会専門部会での決定事項を報告した。

 議事に入り、委員の役職名の変更に伴う会則の改正、4年度収支予算案などを審議、決定。

 また、高校生活動地区推進委員会の投票によって選出した入賞者への授与メダルや、参加者へのIDカードケースストラップの意匠案を決定した。

 次回総会は5年2月の開催を予定している。

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全国高校総体道実行委員会第3回総会入賞メダル
ストラップとメダルには、道内の高校生が考案した大会愛称、スローガン、シンボルマークが刻まれている

(道・道教委 2022-06-09付)

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