札幌屯田小　エアドゥ航空教室　夢かなえるためには　客室乗務員ら　仕事等紹介

（札幌市 2022-06-14付）

積極的に質問する児童ら

　札幌市立屯田小学校（石森直記校長）は９日、エア・ドゥの客室乗務員、パイロット、整備士を招いてのキャリア教育に関する授業を行った。講師の話を通じて、６年生は仕事の魅力や将来の夢をかなえるために大切なことなどを学んだ。

　６年生を対象にしたキャリア教育の一環で、総合的な学習の時間に実施した。同校では、様々な業種で働く人と接し、将来を考えるきっかけにすることを目的にした授業を展開。今回は、エア・ドゥが道教委と協力して平成２１年から実施している航空教室を活用した。

　この日は、整備士の大黒元輝さん、客室乗務員の穂刈莉奈さん、パイロットの渡邉亮太さんの３人が同校を訪れた。はじめに、それぞれの業務内容や１日の仕事の流れを説明。夢をかなえるために取り組んだことや仕事をする上で大切にしていることなども話した。

　小学生のときに、てきぱきと笑顔で働く客室乗務員の姿を見て憧れたという穂刈さんは「将来何になりたいか口にすることが大切。それによって自分が何をすべきか、しっかり考えられる」とアドバイスした。

　また「どんな仕事でも覚えることがたくさんあって大変だけど、感謝されると頑張って良かったと思える。皆さんも小学校での勉強をしっかり頑張って」とエールを送った。

(札幌市 2022-06-14付)