オホーツク管内教頭会が研修会　悩みや課題など交流　１･２年目の昇任者対象に

（関係団体 2022-06-29付）

働き方改革などが話題になった

　【網走発】オホーツク管内教頭会（安田吉雄会長）は１７日、ホテルロイヤル北見で４年度新教頭研修会を開いた。３年ぶりの開催で、昇任１・２年目の教頭３５人が参加。研究主題「教頭の資質・能力の向上を目指して」のもと、各分科会で働き方改革などの課題をテーマに日ごろの悩みや課題を交流し、今後の学校運営の充実に向けて研鑚を積んだ。

　安田会長は開会あいさつで「豊かな心とたくましく生きる力を育む活力ある学校づくりの推進のためには、同じ志を持った教頭同士のネットワークのさらなる強化が必要不可欠」と強調。「学校長の意を酌み、迅速に学校課題の変化に対応する具体的な方策を実行していく上で、教頭会の仲間が間違いなく大きな力になる」と呼びかけた。

　研究協議に移り、４分科会で学校管理・運営の諸課題について交流。助言者は管内校長会から信田雅守副会長、天野昌明事務局次長、平田和史事務局次長、宮崎浩会計が務めた。

　事前アンケートで寄せられた声を踏まえ、働き方改革など喫緊の教育課題が話題に。「勤務時間が長い職員に対する良い声かけの仕方は」「メールや文書管理はどのように行っているか」「校務支援システムの効果的な活用方法は」など日ごろの悩みや課題を交流した。

(関係団体 2022-06-29付)