スノーヘルメット４０個　札幌市が寄贈受け感謝状

（札幌市 2022-07-07付）

佐藤社長（右）から、スノーヘルメットを受け取る秋元市長

　札幌市の秋元克広市長は６月３０日、市役所本庁舎で雪印メグミルク（株）の佐藤雅俊社長に感謝状を手渡した。冬季スポーツの競技時に子どもが身に付けるスノーヘルメットの寄贈に対するもの。秋元市長は「このヘルメットを身に付けてウインタースポーツを楽しんだ子どもが、将来のオリンピアンに成長してくれれば」と謝辞を述べた。

　市とメグミルクは昨年、減少傾向にあるウインタースポーツ人口の拡大やアスリート育成などの事業に共同で取り組むことなどを目的とした「雪印メグミルクスポーツ振興寄付金」を開始。国内開催のジャンプ大会における雪印メグミルクスキー部の成績によって金額を決定する成績連動型となっている。

　今回、寄付金を使用した初の寄贈品としてウインタースポーツ時に着用する子ども用のスノーヘルメット４０個を寄付した。

　贈呈式では、佐藤社長がスノーヘルメットを秋元市長に手渡し、ウインタースポーツの競技人口増加と競技時の子どもたちの安全を願った。このあと秋元市長が佐藤社長に感謝状を手渡し、寄贈に謝意を示した。

　佐藤社長は「冬季スポーツの各種教室などで活用してほしい。今後も活動を継続していく」と宣言。

　秋元市長は「もっとウインタースポーツが身近に感じることができるような取組を進め、子どもが楽しめるものを目指していきたい」と述べた。

(札幌市 2022-07-07付)