札幌市教委　３年度就学援助　８億３５４９万円支給　小２２９１６人、中２０２８０人

（札幌市 2022-07-06付）

　札幌市教委は、３年度就学援助の実施状況をまとめた。支給総額は、小学校と中学校の合計で約８億３５４９万円。内訳は、小学校が約４億８０００万円、中学校が約３億５５４９万円となった。各区分を合計した支給人員は、小学校が２万２９１６人、中学校が２万２８０人だった。

　市の就学援助は、世帯収入が一定以下で、小・中学校（中等教育学校前期課程を含む）の児童生徒がいる家庭に対して、年間１万３２３０円から２万７３１０円までの学用品や給食費、修学旅行費などを援助するもの。

　３年度における支給総額は、８億３５４９万円。小学校が４億８０００万円、中学校が３億５５４９万円となっている。

　支給人員を区分別にみると、小学校は「学用品費・通学用品費・校外活動費」が１万１８７９人と最多で、１億７２３８万円を支給している。

　次いで「体育実技用具費（スキー）」は３１５５人で、５４３８万円、「修学旅行費」は２５４１人で、４８２１万円などとなった。

　中学校は「学用品費・通学用品費・校外活動費」と「生徒会費」が６８４０人ずつで同数。それぞれ、１億７４６６万円、１５１４万円だった。

　続いて「修学旅行費」が２５０４人で、１億２２２２万円、「宿泊校外活動費」が２０８７人で、１３３２万円となっている。

　特別支援教育就学奨励は、小学校・中学校の特別支援学級に通学する児童生徒の保護者に対し、経済的負担の軽減と特別支援教育の振興を図ることが目的。

　３年度の合計支給額は、７４２７万円。小学校が４６５４万円、中学校が２７７３万円となっている。

　支給額は、両校種ともに給食費が最多。小学校は３１３１万円、中学校は１３６８万円だった。

(札幌市 2022-07-06付)