石狩局 独自に石狩WEBチャンネル 動画コンテンツを新設 子ども未来会議など情報発信も(道・道教委 2022-07-22付)
石狩教育局は本年度、局独自事業として「石狩WEBチャンネル」プロジェクトを開始する。従来の遠隔講習に加え5分程度のショートコンテンツ「チャンネル・5(ファイブ)」を開始するほか、オンラインを活用して大人から子どもへの応援メッセージを発信する「いしかりスマイル・キャンペーン」、児童生徒が交流・行動宣言を行う「子ども未来会議」など、新しい取組を開始する。
石狩教育局は2年度からユーチューブで子育て応援オンライン学習会「いしかり局ちゃんねる」を開始。管内の学校や社会教育団体等の特色ある取組や、子どもたちの学びを支援する情報等を広く関係者に共有することを目的としている。
本年度は、「石狩WEBチャンネル」と題してプロジェクトを開始。教育の動向や将来を生きる子どもたちに必要な資質・能力などを理解してもらうために、教職員、家庭、地域住民を対象とした情報発信の充実を図る。
管内の小中高生、保護者、教職員、地域住民などが対象で定期的に配信する。
オンライン講座を「チャンネル・スタディ」として継続するほか、5分程度の短時間で視聴できる動画コンテンツ「チャンネル・5(ファイブ)」を新設。教育に関する旬な話題や管内の取組事例、石狩教育局の紹介などを配信する。
また、大人から子どもへの応援メッセージを募集して発信する「いしかりスマイル・キャンペーン」を新たに開始。教育関係者から学力向上、生活習慣定着、命の大切さなどをテーマにメッセージを送る。
さらに、「子ども未来会議」では、テーマに基づく各学校の取組や個人の考えを交流し、意見交流、行動宣言を行う。会議を地域の大人が視聴し、会議後、視聴した感想や子どもたちへの応援メッセージを配信する。
今後は、事業を周知するために啓発リーフレットを作成。ウェブイベント告知サービスへの掲載や管内の学校ホームページに二次元バーコードを載せてもらうなど普及活動をしていく。
オンライン講座「チャンネル・スタディ」の第1回配信は8月下旬、「チャンネル・5(ファイブ)」は今月下旬に配信を予定している。
社会教育指導班の久末考勇主査は「地域や教育関係者全員で子どもたちのことを考えられるようになってほしい」と期待している。
(道・道教委 2022-07-22付)
その他の記事( 道・道教委)
高校生サミット 11月18日開催 防災の輪を全道に 特支生徒も対象に 道教委
道教委は、道内の高校生が防災・減災に関する提言を行う北海道高校生防災サミットを11月18日、オンラインで開催する。前年度に続き2度目の開催となるもので、参加対象に特別支援学校高等部の生徒を...(2022-07-26) 全て読む
道教委 道徳教育推進会議 考え、議論する授業を 文科省の浅見調査官が講話
道教委は15日、第1回道道徳教育推進会議をオンラインで開催した。文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官の浅見哲也氏が「今、求められる道徳教育」と題して講話。道内の道徳教育を推進する教...(2022-07-25) 全て読む
道教委 4年度は8月下旬から 学生向けPR動画公開 草の根教育実習開始へ
道教委は、学生がへき地・小規模校の教育実習を体験する「草の根教育実習」の紹介動画を作成し、ホームページに公開した。前年度の実習の様子や参加者インタビューを収録。本年度の実施期間は8月22日...(2022-07-25) 全て読む
ヤングケアラー支援でガイドライン 多機関連携の留意点整理 道・道教委 評価シートも掲載
道・道教委は、学校・教育委員会におけるヤングケアラー支援のためのガイドラインを作成した。ヤングケアラーの発見や支援の流れ、教育、福祉、医療など多くの機関との連携時のポイントを整理して示した...(2022-07-22) 全て読む
道町村教委連 5年度文教要望 幼小接続へモデル事業 72項目に道教委が回答
道教委は、道町村教育委員会連合会(会長・本庄幸賢当別町教育長)の5年度文教施策に対する要望事項に対する回答をまとめた。幼小連携・接続に向けては本年度から国の委託を受けて開始する「幼保小架け...(2022-07-22) 全て読む
高校配置計画地域別検討協〈檜山〉 魅力的な教育課程確立を 4高が特色生かした取組紹介
【函館発】道教委は20日、第2回高校配置計画地域別検討協議会(檜山学区)を開いた。オンライン参加を含め、市町村教委や公立高校、小・中学校、PTA関係者など約30人が参加。8~11年度の4年...(2022-07-22) 全て読む
道教委 体力向上推進会議 組織的取組の充実へ 体育専科教員ら60人が研鑚
道教委は13日、札幌市内の道第2水産ビルで第1回道体力向上推進会議を開催した。北広島市立東部小学校の河内山智史教諭ら3人が児童生徒の体力向上に向けた組織的な取組や授業づくりのポイントを発表...(2022-07-21) 全て読む
道教委 教頭候補者確保で調査 「処遇改善」効果的 8割 事務処理補助職員配置など
道教委は、教頭候補者の育成・確保に向けた管理職アンケート調査の結果をまとめた。道教委による特に効果的な取組(複数回答)は「教頭の処遇改善」が約8割と高く、「柔軟な人事異動」「調査業務の精選...(2022-07-21) 全て読む
日高管内の文科省・道教委指定事業 マイスター・ハイスクール静内農高2年目 日高局 文科4事業、道教委15事業
【苫小牧発】日高教育局は、本年度の管内における文部科学省・道教委の研究指定校をまとめた。文科省指定は4事業、道教委指定は15事業となっている。静内農業高校ではマイスター・ハイスクール2年目...(2022-07-20) 全て読む
渡島局 学校ICT活用連絡会議 1人1台端末の実践交流 デジタル教科書の方向性等
【函館発】渡島教育局は14日、本年度第1回渡島管内学校ICT環境・活用連絡会議を実施した。管内市町教委、総合振興局の職員や公立学校の教職員ら約30人が参加。深見亘教育支援課長がデジタル教科...(2022-07-20) 全て読む