道労働局 新規高卒者求職動向　道内就職希望９５.６％　男子は生産工程、女子は事務

（道・道教委 2022-08-18付）

　道労働局は、５年３月新規高校卒業者の求職動向調査結果（５月１５日現在）をまとめた。道内就職希望者の割合は前年同期比０・９ポイント増の９５・６％と、男女共に道内就職志向が強い傾向が続いている。希望職種は、男子は生産工程の職業、女子は事務的職業が最も高かった。

　５年３月卒業予定者数は４万５２１７人で、前年同期に比べ３・９％減少。うち進学希望者は２万２９６２人と全体の５０・８％を占める。職業訓練施設入所希望者は１８３人、専修学校・各種学校入校希望者は７８５６人、就職希望者は７７８９人、その他（未定含む）は６４２７人となった。

　就職希望者のうち、学校または安定所の紹介による就職希望者数は９・４％減の６０２４人。道内就職希望者の割合は０・９ポイント増の９５・６％。うち男子は１ポイント増の９３・５％、女子は０・８ポイント増の９８・２％と、女子の方が道内就職志向が高かった。

　希望職種は、男子が生産工程の職業（１９・４％）、管理的・専門的・技術的職業（１４・１％）、、サービスの職業（９・９％）。女子は事務的職業（２６・８％）、サービスの職業（２１・８％）、販売の職業（１４・４％）の順に多かった。

(道・道教委 2022-08-18付)