高校配置計画地域別検討協〈石狩〉　普通科転換　あすかぜ、平岡で　中学生に特色ある学校選びを

（道・道教委 2022-08-18付）

オンラインを含め７９人が参加した

　道教委は７月２９日、第２回公立高校配置計画地域別検討協議会（石狩学区）を開催した。オンライン参加を含め市町村教委や公立高校、小・中学校、ＰＴＡ関係者ら７９人が参加。札幌あすかぜ高校、札幌平岡高校について、普通科フィールド制を普通科に転換する方針を示した。出席者からは「中学生に特色のある学校選びをしてもらいたい」などの声が上がった。

　冒頭、石狩教育局の田中賢一局長があいさつ。「教育水準を維持し、活力ある教育活動を展開する視点で進めたい」と述べ、協議会での忌憚のない意見を求めた。

　続いて担当者が計画案を説明。７年度に札幌あすかぜ高、札幌平岡高について、普通科フィールド制を普通科に転換する方針を示した。

　また、８～１１年度の見通しについては、中卒者数が４年間で９～１０学級に相当する５４１人減となることを指摘。市町村ごとの中卒者や欠員の状況を配慮し、札幌市内の再編整備を含めた定員調整の検討が必要となることを伝えた。

　参加者からは「中学生に特色のある学校選びをしてもらいたい」「“地域を支えたい”という生徒を支援したい」などの意見が上がった。

　このほか、４年度にアンビシャススクールを導入した野幌高校と千歳北陽高校が現状の取組を説明した。

(道・道教委 2022-08-18付)