９月をネイパルＡ・Ｐ月間に　子に自助と共助の力を　周知へパネル展開催　道教委

（道・道教委 2022-09-12付）

　道教委は、９月の防災月間に合わせ、毎年９月を「ネイパル防災Ａ・Ｐ月間」とすることとした。１日からパネル展をかでる２・７「まなびの広場」で開催している。

　ネイパル防災Ａ・Ｐ（アクティブ・プログラム）は、近年、様々な自然災害が頻発し、甚大な被害が生じている中、災害が発生した場合でも、子どもたちが主体的で安全に行動できる力やすすんで貢献する態度を育成するため、本年度からスタートしたもの。

　道内６施設のネイパルで実施しており、パネル展では、学校などに提供している防災について学ぶ体験プログラムや「防災キャンプ」などの主催事業について紹介した資料を展示。

地震や津波を想定したハザードマップラリーや、段ボールベッド作りなど避難所の疑似体験を行う子どもたちの写真や、新聞記事などを紹介している。また、各ネイパルでは期間中、施設内に関連資料や防災グッズなどを展示している。

　同事業は子どもたちから「学校では学べないことを知れた」「災害が起こったらどうすればよいか分かった」などと好評を博しており、道教委では学校等へ「ネイパル防災Ａ・Ｐ」の積極的な活用を呼びかけている。

　かでる２・７でのパネル展は１５日まで。

かでる２・７で開催中のパネル展

(道・道教委 2022-09-12付)