道教委　公立学校の女性管理職　校長８％、副校長・教頭１２％に　特支１５％　目標値上回る

（道・道教委 2022-09-12付）

４年度道内公立学校教員の女性管理職比（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は、道内公立学校教員における女性管理職の割合（４月１日現在、札幌市を除く）をまとめた。女性管理職の割合は前年度と比べて０・６ポイント増の１０・２％。このうち校長は８・１％でやや下降した一方、副校長・教頭は１２・２％で上昇した。校種別では特別支援学校が１５・８％と目標値の１５％を上回った。

　道教委は昨年４月、女性活躍推進に基づく特定事業主行動計画（第２期）を策定。計画期間は３～７年度の５年間で、十分な能力を備え、意欲や能力のあふれる全ての女性職員がより高いステージで輝けるための取組を規定した。管理職登用の目標として、７年度末までに校長と副校長・教頭に占める女性教職員の割合をそれぞれ１５％にすることを掲げている。

　札幌市を除く道内公立学校教員における女性管理職の割合は１０・２％。内訳は校長が０・１ポイント減の８・１％、副校長・教頭が１・４ポイント増の１２・２％となった。

　校種別にみた女性管理職の割合は小学校が１３・４％、中学校が６・７％、高校が４・９％、特別支援学校が１５・８％。

　前年度との比較では中学校を除く全ての校種で上昇しており、特別支援学校は１・４ポイント増加した。

　参考値として前年度における女性教員の割合を校種別にみると、小学校が２分の１程度、中学校が３分の１程度、高校が５分の１程度、特別支援学校が２分の１程度となっている。

(道・道教委 2022-09-12付)