３定道議会予算特別委員会（１０月４日）　指針改定と並行し圏域の枠組を検討　高校づくりへ協議

（道議会 2022-10-07付）

　高校づくりに向けた協議体制について質疑が行われた。

　これからの高校づくりの指針改定版素案では、市町や一定圏域の単位において、高校の役割分担や定員調整を含む具体的な高校配置の在り方を検討する方針を示している。

　唐川智幸学校教育監は新たに設定する協議の場について「参加する市町村が域内の現状や課題、それぞれの学校の機能や役割について認識を共有しながら高校の在り方について協議していくことで、個々の学校の魅力はもとより圏域全体の高校教育の質の向上にもつながる」と表明。

　今後、指針改定の検討と並行して圏域の枠組みを検討する考えを示し「指針成案後、関係する市町村の賛同を得ながら優先度の高い圏域から順次協議の場を設けることができるよう進めていく」とした。

　また、協議における道教委の役割に触れ「圏域の現状や課題について丁寧に説明するとともに、参画する市町村と課題意識を共有しながら議論を深めることができるよう道教委として関わりながら協議を進めていく」と答弁した。

　林祐作委員（自民党・道民会議）の質問に対する答弁。

(道議会 2022-10-07付)