札幌市教委　義務教育学校組織　副校長を設置可能に　市立学校管理規則を改正

（札幌市 2022-10-13付）

　札幌市教委は、義務教育学校の内部組織について定めるため、市立学校管理規則を一部改正した。開校予定の義務教育学校においても、副校長の設置が可能となる。１１日に開かれた第１７回教育委員会会議で承認した。

　市は、市立福移小・中学校を再編し「札幌市立義務教育学校福移学園」として来年４月に開校するのを皮切りに、最短９年度までに計４校を開校する計画であることから、学校管理規則に「義務教育学校」の文言を加えた。

　これによって、高校や中等教育学校と同様に、義務教育学校においても、副校長の設置ができるよう規則を整えた。幅広い年齢の児童生徒が通う学校において、より組織的で機動的な学校運営を行うことが目的。

　市教委によると「校長、副校長、教頭」を置く体制を想定しており、今後、設置の検討を進めていくとした。

　来年４月１日から施行する。

(札幌市 2022-10-13付)