４定道議会予算特別委員会（１２日）　小中高で課題共有　学校の授業改善へ　全国調査の結果分析

（道議会 2022-12-14付）

　４年度全国学力・学習状況調査報告書を踏まえた学力向上について質疑が行われた。

　堀本学校教育局長は、今後調査で明らかになった義務教育段階の学力の課題や改善状況を分析し、小・中学校のほか、高校にも周知するとし「道独自に高校で実施する学習状況調査やＣＢＡ学力テストの結果を全国調査の質問紙調査の項目と関連付け、児童生徒の変容を把握して公表することなどを通し、各学校における授業改善につなげていく」と答弁した。

　倉本教育長は各種調査等の結果分析を踏まえ「自分の考えを持ち道筋を立てて説明する力など、本道の児童生徒に身に付けてもらいたい資質・能力や望ましい学習習慣の在り方、家庭・地域と連携を図った学びの機会の保障などの課題を各学校段階間で共有し、連携を一層強化しながらＩＣＴ環境を最大限に活用した個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた取組の推進に努めていく」と述べた。

(道議会 2022-12-14付)