札幌豊明高等支援　学校祭　笑いや感動　工夫満載　心に残る最高の思い出を

（札幌市 2022-12-23付）

躍動感のあるダンスで来校者を魅了した

　市立札幌豊明高等支援学校（小山学校長）は１１月中旬、「Ｆｉｒｓｔ　Ｓｔｏｒｙ～心に残る最高の思い出を」をテーマに第４３回学校祭を開催した。感染症拡大防止のため、来校者は保護者と受検予定の中学校３年生のみとなったが、生徒会を中心にダンス、歌、映像、コントなど盛りだくさんの内容で、笑いあり感動ありの素晴らしい学校祭をつくり上げた。

　前日祭では、和太鼓部の迫力の演奏から始まり、有志によるオンステージで１部・２部の１２団体がダンスや歌、映像、コント、バンド演奏まで盛りだくさんの内容となった。

　特にコント「空港保安官」では、次々と検査で引っかかっては、取り調べでおかしな物が検挙される様子に会場は大爆笑となった。

　本祭は、１年生、２年生、３年生各学年がステージ発表を行った。

　１年生は、様々な仮装をしたメンバーで「豊明」の魅力満載の面白映像を紹介。各学科の紹介と並行してダンスあり、コントありの催しで、さらに魅力をアップした紹介となった。

　２年生は、情報番組風にスタジオと現場を結ぶように進行し、風雨に耐える天気予報やＣＭのパロディーで笑いを誘った。

　また「カミワザ動画」やサッカーのロングシュート、パルクールも登場し、躍動感のあるダンスでラストを飾った。

　３年生は、カップス（コップを使ったリズム遊び）の技を披露し、ストンプで客席と一体になり、２本の縄を使って跳ぶ縄跳び「ダブルダッチ」で大技をアピール。またケツメイシの曲「友よ～この先もずっと…」にのせて作られたミュージックビデオを上映し、支えてくれた人への感謝で締めくくった。

　同校は「３年生はコロナ禍で３年間を過ごした学年だが“ここまでできるぞ！”という青春の力強さを見せてもらった」と生徒たちの努力をたたえている。

(札幌市 2022-12-23付)