道路工業に感謝状　札幌市　児童会館に絵本寄付

（札幌市 2023-01-11付）

道路工業へ市と子どもたちから感謝状が贈られた

　札幌市子ども未来局は昨年１２月下旬、児童会館・ミニ児童会館に絵本の寄付を行った建設企業、道路工業㈱（札幌、中田隆博社長）に対する感謝状贈呈式を挙行した。山本健晴局長が同局を訪れた川﨑博巳副社長らに感謝状とともに、会館を利用する児童から預かったお礼状を手渡した。

　同社は、子どもたちに「絵本に親しみ、豊かな心を育んでもらおう」と、絵本寄贈プロジェクトを始動。平成２７年から４年間で、市内全ての児童会館などに計１０４５冊の絵本を寄贈している。また、道路の大切さを伝えたいという思いで制作したオリジナル絵本『こうたのあたらしいちず』を計４５０冊、道や札幌市などに贈呈した。

　その後も創業１００年のカウントダウン企画として、絵本の配布を継続。毎年２区ずつ、１館当たり５冊ずつ絵本を寄付しており、今回で８年目となる。

　新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の観点から、昨年に引き続き児童会館を所管する子ども未来局へ一括で贈呈。川﨑副社長、高松康廣常務、山田浩司総務部長が同局を訪れ、山本局長に東区・厚別区の児童館・ミニ児童会館４２館分の絵本２１０冊を寄贈した。

　これに対し、山本局長が感謝状とともに、会館を利用する児童から預かったお礼状を手渡した。山本局長はその子どもたちの反応から「たくさんの元気と感謝を自分たちももらうことができて感激している」と謝意を伝えた。

(札幌市 2023-01-11付)