校長室から―未来育む札幌の学校― 登校が楽しい学校目指し 札幌市立白石中学校(札幌市 2023-01-24付)
小関高宏校長
▼わが校の強み
本校は、昭和22年に札幌郡白石村立白石中学校として開校した歴史ある中学校です。昭和32年に現在の場所に移転し、地域と密接に関わりながら今日を迎えています。各町内会や隣接する商店街をはじめとする地域の皆さまが温かく生徒を見守り、学校と地域とが一体となって生徒を育てていく風土を感じます。
コロナ禍以前のように地域の方々と顔を合わせて交流する機会を設けることは難しいですが、地域の力によって支えられていることを大変心強く感じています。
▼生徒の成長に向けて
本校には《あいさつ》《行事》《平和》そして《合唱》の4つの伝統があり、生徒の手で受け継がれています。
特に《平和》には「みんなで笑顔になれる学校にしたい」という願いが込められており、自分だけではなく周りの人も笑顔にできるということを大事にしています。
本校の学校経営・運営方針である「登校するのが楽しいと思える学校を目指して~笑顔と笑い声があふれる学校づくり」とも共通する理念であり、教師と生徒が共に実現を目指しています。
▼教職員への思い
教職員がそれぞれの持ち味を存分に発揮できる職場でありたいと思っています。本校の教職員は、20~60歳代まで幅広い年齢で構成されており、どの世代にもそれぞれの経験に裏打ちされた持ち味があります。
経験の浅い教師に先輩教師が助言したり、指導の場面に付き合って手助けしたりと、若手を育てていく気風も感じます。これからも、このような職場であることを大切にしていきたいと考えています。
▼校長としての喜び・楽しみ
生徒が明るい表情で生き生きと活動している姿と、その傍らで温かいまなざしを向けている教師の姿を見ると、本当にうれしい気持ちになります。
本校では、校内のあちらこちらで、教師と生徒が楽しそうに会話をしている姿があります。校長室の扉を開けていると、前を通る生徒が中に向かってあいさつして行くこともあります。
何気ない日常ではありますが、生徒の心が開放され「登校するのが楽しいと思える学校」に近付いていると思える一こまです。
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(札幌市 2023-01-24付)
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