インターハイ控え札幌市実行委　高校生公募ポスター　７種目で決定　競技会場掲示やＰＧ表紙に

（札幌市 2023-01-23付）

　今夏に道内で３６年ぶりに開催される全国高校総体（インターハイ）の開催を前に、札幌市の実行委員会は、高校生を対象に公募していた種目別のポスター図案の採用作品を決めた。新体操やバスケットボールなど市内で行われる７種目の大会ポスターとして、競技会場に掲示するほか、プログラムの表紙に使用する。１８日に表彰式を開き、秋元克広市長が受賞者に表彰状を贈った。

　インターハイは、７月２２日から８月２１日に、道内１９道外２の市町を会場に開かれ、札幌市内では最多の１１種目が行われる。このうち体操競技、新体操、バスケットボール、卓球、柔道、弓道、ボクシングの７種目のポスター図案を、石狩管内の高校生を対象に募集した。６２点の応募があり、種目別に最優秀賞、優秀賞、佳作を選んだ。最優秀賞作品は、種目別大会ポスターとして各競技会場などに掲示するほか、プログラムの表紙に使用する。

　新体操で最優秀賞に輝いたのは、北海高校１年の田中来海さん。鮮やかな色使いで競技の華やかさを表現し「選手を応援する気持ちを込めた」という。

　バスケットボールで最優秀賞を受賞した札幌白石高校３年の池田光さんは、選手のゴールに向かう躍動感あふれる姿を描いた。「大会に関わることができてうれしい」と話した。

　１８日、市内ホテルで表彰式を開き、秋元市長が３賞の受賞者２１人に表彰状を贈った。秋元市長は「それぞれ競技の特徴をつかんだ素晴らしい作品。選手も勇気づけられると思う」と話した。

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