滝工高で開発局と空知建協　若者に建設業をＰＲ　紹介映像、講話を通じて

（学校 2023-02-02付）

　【岩見沢発】滝川工業高校（松田圭右校長）で１月２０日、北海道開発局と空知建設業協会（砂子邦弘会長）による学校キャラバンが開かれた＝写真＝。電子機械科と電気科の１・２年生７３人が参加。北海道建設業協会が制作した建設業を紹介する映像を視聴したほか、協会会員企業経営者や開発局の若手職員３人による仕事紹介を通じて、建設業について理解を深め、自らの将来への意識を高めた。

　学校キャラバンは、建設業界への就労者や建設業の理解者・応援者を増やすべく、若者に業界の魅力とやりがいを知ってもらうことを目的に平成２９年から行っている。

　はじめに、道建協が制作した建設業の紹介映像を視聴。映像では、建設業への入職のきっかけや仕事内容などを紹介した。

　続けて、植村建設（株）（赤平）の植村正人社長が講話。建設会社の役割や社会貢献など企業が社会にどのように還元していくかを説明した。

　最後に、植村建設や開発局札幌開発建設部滝川道路事務所の若手職員３人が、それぞれの仕事内容を伝え、生徒が事前に用意した質問に答えた。「就職したあとに必要な資格は何か」「この職業を選んだきっかけは」「高校生のうちにやっておけば良かったことは」「年収・残業・休日について教えて」などの質問に対して、若手職員３人が丁寧に回答した。

(学校 2023-02-02付)