厚岸翔洋高海洋資源科2・3年生 考案メニュー1品採用 全国海づくり大会公式弁当に(学校 2023-02-07付)
【釧路発】厚岸翔洋高校(福田雅人校長)海洋資源科調理コースの2・3年生が考案した「牡蠣のしぐれ煮厚焼き玉子」が、第42回全国豊かな海づくり大会北海道大会の公式弁当のメニュー1品に採用された。このほど開かれた公式弁当試食会での審査を踏まえ、改善等を図った上で、年度内にも弁当のパッケージとネーミングデザインを選定。9月17日に予定している大会で、来場者約1000人に振る舞う。
全国豊かな海づくり大会は、水産資源の保護・管理と環境保全の大切さを広く訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、漁業の振興と発展を図ることを目的としたもの。
昭和56年から都道府県ごとに行われ、42回目を迎えることしは厚岸町で開催される。
9月17日の大会当日には、来場者約1000人に地元の食材を盛り込んだ公式弁当を提供する予定となっている。メニューは全9品で、ハナサキガニやホッカイシマエビなどを使用。このうち1品に同コースの2・3年生が考案した「牡蠣のしぐれ煮厚焼き玉子」が採用された。
今回、同校と町役場の2会場で試食会が行われ、味や見た目のバランスなどを審査した。
試食会に参加した同コース3年生の鈴木悠馬さんは、採用されたメニューについて「提供方法が弁当ということで、すぐ口にしてもらえるか分からない。だから冷めてもおいしいものを入れたかった」と工夫点を話した。
公式弁当は、同校の外部講師で、釧路市内でフランス料理楡金のオーナーシェフを務める楡金久幸氏がメニューを監修。製造は(株)ふく亭が担当する。
また、今回の試食会を踏まえ改善等を図ったのち、年度内にも弁当のパッケージとネーミングデザインを選定する予定。
(学校 2023-02-07付)
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