ロータリー杯中学校スポーツ大会　はつらつプレーに歓声　西・手稲区卓球部２５０人参加

（札幌市 2023-02-06付）

気迫のこもったプレーを見せる生徒たち

　第４１回ロータリー杯争奪西区手稲区中学校スポーツ大会が１月２９日、手稲区体育館で開かれた。惜しまれつつ今回で幕を下ろす大会には、両区の中学校１０校の卓球部員２４５人が参加。日ごろの練習成果を発揮しようと、気迫あふれるプレーを披露した。

　大会は、札幌手稲ロータリークラブ（平川香織会長）などで構成する実行委が主催。中学生の健全育成に資することを目的に、昭和５７年にスタートした。バレーボール、バスケットボール、卓球、バドミントンの４種目を設け、西区・手稲区の中学生にとって、公式戦が少ない冬季の貴重な実戦の場として重要な役割を果たしてきた。

　しかし、ここ２大会はコロナ禍によって中止を余儀なくされた。学校における働き方改革などの影響もあり、休日開催してきた大会の在り方を協議した結果、惜しまれつつも今大会で幕を下ろすこととした。

　この日は、１０校の卓球部員２４５人が参加。男子８チーム、女子７チームが予選リーグ、決勝トーナメントを戦った。選手たちは「よし！」「ファイト！」「ナイスプレー！」などと声をかけ合い、気迫のこもったプレーを見せた。

　平川会長は、中学生のはつらつとした姿に目を細めながら「今後も何らかの形で、生徒たちの健全育成に携わることができれば」と話した。

(札幌市 2023-02-06付)