札幌市5年度当初予算案の教育関連事業⑥
(札幌市 2023-02-07付)

【スポーツ局】

▼スポーツ部

▽アスリート発掘・育成・活用費(レベルアップ)=5600万円

 中学校運動部活動へのアスリートの派遣、ジュニアアスリートを育成する取組の実施、規模を拡大した小学生対象のウインタースポーツ教室の開催等。

▽ウインタースポーツ普及振興費(レベルアップ)=6200万円

 新たな未就学児へのスキー用具レンタル料金助成、中学校のスキー遠足支援など。

▽障がい者スポーツ普及促進費(レベルアップ)=4700万円

 規模を拡大した障がい者スポーツの体験会の開催のほか、指導者・ボランティア養成講習会の開催、全国障害者スポーツ大会への選手派遣、競技用備品の整備等。

▽さっぽろアスリートサポート事業助成費=1500万円

 次世代のトップアスリートを育成するための活動費の一部補助等。

▽札幌ドームアマチュア大会利用料金減免補填補助金=8400万円

 札幌ドームにおいてアマチュア大会を開催する際の利用料金減免相当額の補助。

▽学校施設等開放事業費=3億7400万円

 グラウンド開放27校(照明20校)、屋内運動場開放276校、プール開放189校、武道場開放18校。

▽体育施設感染症対策費=600万円

 体育施設等35施設における新型コロナウイルス感染症の予防対策強化。

▼招致推進部

▽オリンピック・パラリンピック教育推進費(レベルアップ)=2200万円

 札幌オリンピックの歴史やオリンピック・パラリンピックを通じた国際平和等に関する、新たなオンライン学習を含めた子どもたちへの学びの機会の提供。

【保健福祉局】

▼総務部

▽まなびのサポート費=5500万円

 生活困窮世帯の子どもに対する学習習慣の定着や高校進学を実現するための居場所の提供、学習支援の実施。

▼障がい保健福祉部

▽地域ぬくもりサポート事業費=1800万円

 障がい児者を対象とした、地域住民による有償ボランティア制度の実施。

▽重症心身障がい児者等受入促進費=3100万円

 重症心身障がい児者または医療的ケアを必要とする障がい児者の受け入れを行う通所事業所、共同生活援助事業所および短期入所事業所の看護師人件費・施設整備費等に対する補助。

▽子どもの補聴器購入費等助成費=520万円

 身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中等度難聴の子どもの保護者に対する補聴器の購入費用等の助成。

▽子どもの心の診療ネットワーク事業費=1600万円

 児童精神科医療に関する連携体制の構築、各支援機関の機能向上および適切な支援機関への案内。

▽発達障がい者支援体制整備費=1600万円

 発達障がい者に対する一貫した支援体制の整備および発達障害者地域支援マネジャーの配置。

▽ひきこもり対策推進費=1900万円

 相談等支援機関である「ひきこもり地域支援センター」の運営ならびに本人および家族等による情報交換等の場である集団支援拠点「よりどころ」の定期開催。

▽児童心理治療センター改修費=1000万円

 コロナ入所児童の新型コロナウイルス感染防止対策強化および環境改善等のための児童居室における多床室の個室化改修等。

▽障がい者地域生活サービス基盤整備補助金=1億2700万円

 重度障がい児者等の受け入れのための充実した設備を有する生活介護事業所・短期入所事業所等の新築整備に対する補助。1ヵ所。

▽障がい児者入所施設老朽化対策補助金(新規)=3億5800万円

 障害者支援施設・障害児入所支援施設の老朽化に伴う移転新築・改築・大規模改修に対する補助。1ヵ所。

▽障がい児地域支援マネジメント費=3100万円

 障がい児地域支援マネジャーによる「障害児通所支援事業所」への療育支援。

▽医療的ケア児等支援推進費=650万円

 医療的ケアを必要とする障がい児等への支援体制を強化するための専門研修の実施、サポート医師の配置。

▼保険医療部

▽子ども医療助成費=41億7931万円

 中学校修了前の子どもに対する医療費の一部助成。

▽ひとり親家庭等医療助成費=5億9674万円

 ひとり親家庭等の子、母親または父親に対する医療費の一部助成。

▽おたふくかぜワクチン予防接種費=3417万円

 小児(1~2歳)を対象としたおたふくかぜワクチンの任意予防接種に対する費用助成。

▽児童虐待予防強化費(レベルアップ)=4200万円

 各区保健センターへの心理相談員の配置や関係機関との連携強化、予期せぬ妊娠に係る相談窓口の周知拡充等による妊婦および親子に対する支援の実施。

▽妊娠・出産包括支援費(レベルアップ)=1億1000万円

 母子保健相談員の増員による子育て世代包括支援センターの相談体制の強化、産後ケア事業および初妊婦訪問による妊娠期から出産・育児までの各段階に応じた切れ目のない支援の実施。

▽赤ちゃんの耳のきこえ支援費=3100万円

 先天性難聴の早期発見のために行う、出産医療機関等における新生児聴覚検査の一部助成。

▽出産・子育て応援推進費=17億5500万円

 妊娠期から出産・子育て期まで切れ目なく相談に応じ、必要な支援につなぐ伴走型相談支援と経済的支援の一体的な実施。

▽栄養・食生活対策費=1300万円

 健康寿命の延伸に向けた栄養・食生活対策の実施、食育ボランティアの養成・支援の実施等。

▽歯科口腔保健推進費(レベルアップ)=1400万円

 歯科口腔保健対策の充実・強化および8020運動・オーラルフレイル対策等の推進。

     (連載終わり)

(札幌市 2023-02-07付)

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