児童の絵がパズルに　幌西小に北土建設が贈呈

（札幌市 2023-03-06付）

砂田社長（右）からパズルを受け取る村上校長

　札幌市立幌西小学校（村上智樹校長）は２月上旬、市内の建設企業、北土建設（株）（砂田英俊社長）からパズルにリメイクされた児童の絵を受け取った。

　同社は昨年１月、当時建設中だった本社社屋建築現場を華やかにするために、仮囲いに掲示する児童の絵を提供してもらえないかと同校へ打診。学校側が快諾し、授業の中で描いた３１枚をデータ化し、マグネットシートに印刷して掲示していた。

　中央区南１０条西１４丁目に本社を構える同社は、長年にわたって本社周辺の清掃活動や、運動会前に幌西小グラウンドへの塩化カルシウム散布などの地域貢献活動を実施してきた。絵の掲示も地域貢献活動の一環として企画したもの。

　今回は掲示していた絵をプリントし直し、マグネット式の額に入れてリメイクされたパズルが児童に返還されることとなった。パズルのピース数や形はそれぞれ異なり、世界で一枚だけの貴重な作品となる。

　村上校長は同校を訪れた砂田社長から、パズル３１枚を受け取った。

　村上校長は「子どもたちにとってすてきな記念になる」と謝示を述べた。

　砂田社長は「作品を何かの形でプレゼントしたかった。小学校生活の思い出の一つにしてほしい」と述べ、同校の卒業生として今後も関わりを持ち続けていきたいと語った。

(札幌市 2023-03-06付)