健やかな成長願って　子ども食堂運営団体に８０万円　北私幼

（関係団体 2023-03-28付）

近藤会長（右から２人目）が感謝状を受け取った

　道私立幼稚園協会（北私幼、近藤宏会長）は２４日、道内で子ども食堂を運営する４団体に計８０万円を寄付した。全ての子どもの健やかな成長を願い、本年度から開始したもの。札幌ルーテルセンターで贈呈式が執り行われ、こども食堂北海道ネットワークの松本克博事務局長らに目録を手渡した。

　北私幼は、全ての子どもの健やかな成長のために、一人ひとりが今できることを着実に取り組むことが公益社団法人としての責務と考え、４年度の事業計画に「社会貢献への参画」を明記。その一環として子ども食堂への寄付を開始した。

　同会主催の研修会などの機会を通して、会員約４０００人から集まった８０万円を寄付。こども食堂北海道ネットワーク（札幌市）、道国際交流センターＨＩＦ（函館市）、旭川おとな食堂（旭川市）、ＷＥＷとかち（帯広市）の４団体に２０万円ずつ贈った。

　贈呈式では、出席した松本事務局長、道国際交流センターＨＩＦの池田誠専務理事、ＷＥＷとかちの若菜順代表に対し、近藤会長が目録を授与。「一人でも多くの子どもたちに役立ててほしい」と呼びかけた。

　受理者を代表して松本事務局長が近藤会長に感謝状を手渡し「衛生用品、備品、食材の購入など子どもたちの笑顔をつなぐ活動に大切に使わせていただく」と伝えた。

　北私幼は、この活動を５年度以降も継続して実施していく方針だ。

(関係団体 2023-03-28付)