６年度教員採用選考検査　４月７日出願受付開始　約１０００人を採用予定

（道・道教委 2023-03-31付）

　道教委は６年度公立学校教員採用候補者選考検査の実施要領を公表した。採用予定数は各受検区分を合わせて１０００人程度。受付期間は４月７日から５月２日まで。１次検査は６月１８日、２次検査は８月４～６日に実施する。

　前年度からの主な変更点をみると、民間企業の就職活動の早期化に対処するために合格発表の時期を例年より２週間程度前倒して９月２９日に設定するほか、第２次検査の札幌会場を２会場から３会場へと増やし、道内７会場とする。

　中学校（特別支援学校中等部）・高校（特別支援学校高等部）の区分においては音楽の実技検査を楽譜の初見視唱から指定課題曲の歌唱に変更。

　小学校に続き中学校（特別支援中等部）・高校（特別支援高等部）区分の体育の実技検査は中止。高校教諭の情報区分では情報処理技術者試験（基本情報技術者試験）以上の合格者の専門検査Ｉを免除する。

　第１次検査の加点措置として、小・中学校、高校の区分では特別支援学校教諭免許取得（見込み）者を対象に追加。教職大学院修了者を対象とした特別選考も新たに開始し、受検者には第１次検査を免除する。

　採用予定数はつぎのとおり。

【一般選考】

▼小学校教諭=３７０人程度

▼中学校教諭=２７５人程度

▼高校教諭=１６０人程度

▼特別支援学校

▽小学部（幼稚部）=４０人程度

▽中学部=４０人程度

▽高等部=４０人程度

▽自立活動（肢体不自由）=２人程度

▼養護教諭=８０人程度

▼栄養教諭=１５人程度

【一般選考（地域枠、一般選考の採用予定数に含む）】

▽小学校教諭=１５人程度

▽中学校教諭=国語、社会、数学、理科、英語の各教科２、３人程度

【特別選考（一般選考の採用予定数に含む）】

▽障がい者特別選考

▽スポーツ・芸術特別選考

▽工業・水産特別選考

▽社会人特別選考=高校教諭（工業・商業・英語・看護・水産・水産〈商船〉、福祉）、特別支援自立活動（肢体不自由）の各教科１、２人程度

▽現職教員特別選考

▽登録者辞退者等特別選考

▽期限付教員特別選考

▽退職教員特別選考

▽教職大学院修了者特別選考

(道・道教委 2023-03-31付)