札幌市中学校長会　例会・研修会　縦横のつながり深い会　５年度活動方針など確認

（札幌市 2023-04-19付）

　札幌市中学校長会（小澤保範会長）は１１日、ホテルライフォート札幌で４月例会・研修会を開催した＝写真＝。５年度活動方針や活動の重点、各部の活動推進計画などについて確認。小澤会長は「各校長が互いに支援し合えるような、縦と横のつながりが深い校長会にしていきたい」とあいさつした。

　開会に当たり小澤会長があいさつ。ＧＩＧＡスクール構想の推進やいじめ・不登校問題など、学校現場における課題が山積していることを踏まえ「校長は、子どもたちの社会を生き抜く力とより良い社会を形成していく力を育み、保護者等の期待に応えていく必要がある。そのためにも、新しい時代に適応した学校づくりに向けてリーダーシップを発揮していくことが求められる」と呼びかけた。

　その上で「校長が学校運営において適切な判断を下し、自信を持って実践できるよう、各校長が互いに支援し合えるような、縦と横のつながりが深い校長会にしていきたい」と会員への協力を求めた。

　つぎに、新会員２１人が自己紹介。代表あいさつでは平岸中学校の武富洋一校長が「校長会の目的は、校長としての職能向上。そのため、これからも自己研鑚に励んでいきたい」と意気込んだ。

　このあと、事務局が５年度活動方針および活動の重点、校長会日程などを説明した。

　活動方針について、新たな研究基本主題「新たな価値を見いだし、持続可能な社会を創る力を育む札幌市中学校教育」のもと、校長としての研鑚と職能向上を目指していくことなどを示した。

　活動の重点は①校長会の組織・運営の強化と研修の充実②学校経営の改善と充実③学校経営の条件整備と教職員の待遇改善④教育関係機関や諸団体との連携強化―の４点のもと、１９項目を推進していくとした。

　また、管理部、施設部、研究部、指導部、保健体育部、進路指導部、特別支援教育部の各部担当者が５年度活動推進計画および研究の概要などについて説明した。

(札幌市 2023-04-19付)