札幌市内中高生の４年度進路状況　高校進学　１６５人増１.３万人　大学進学は１６９人増８千人に

（札幌市 2023-05-23付）

４年度中学校卒業者の進路状況・４年度高校卒業者の進路状況（クリックすると拡大表示されます）

　文部科学省が実施した４年度学校基本統計（学校基本調査）の結果のうち、札幌市内の中学校、高校、中等教育学校卒業者の進路状況が明らかになった。中学校では、前年度比１６５人増の１万３１０７人が高校（全日制）に進学。高校では、１６９人増の８０４９人が大学への進学を選択した。就職等は、中学校で２３人、高校で１１４９人だった。

　学校基本調査は、文科省が学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的に昭和２３年度から実施しているもの。

　令和４年度における卒業者の総数は、中学校が前年度比４２０人増の１万５１１６人、高校が２１９人減の１万３７４４人だった。

　中学校卒業者の進路状況をみると、進学者１万４９００人のうち、高校（全日制）が最多の１万３１０７人で前年度と比べ１６５人増加。高校（通信制）が９６７人、高校（定時制）が４６０人と続いた。

　就職等は、前年度より５人増えて２３人となった。

　高校卒業者の進路状況は、進学が最多の８４７４人。大学に進学したのが８０４９人で、前年度と比べ１６９人増加した。短大が４１２人だった。このほか、専修学校が２８５０人、各種学校が４１７人となった。

　就職等は、１７０人減の１１４９人。内訳をみると、無期雇用労働者が１１０２人、臨時労働者が２９人、有期雇用労働者が１４人、自営業主等４人となっている。

　中等教育学校後期課程の卒業者は９人増の１５５人。１１９人が大学に進学した。

　中等教育学校前期課程の修了者１５８人のうち、１５１人が中等教育学校後期課程に進学。７人がその他の高校へ進学した。

(札幌市 2023-05-23付)