札幌清田高　韓国高校生と交流　未来に必要なものは　持続可能な社会実現目指し

（札幌市 2023-07-07付）

札幌清田高韓国高校生と交流

　市立札幌清田高校（横関直幸校長）は６月中旬、同校で韓国の高校生と交流した。グループワークなどを通して、持続可能な社会の実現に向けて必要なものなどについて交流を深めた。

　清田高は４年度、韓国の農漁村青少年育成財団と協定を締結し、相互の交流を充実させていくこととした。

　交流会は、協定に基づく取組として実施したもので、国際的視野を広げるとともに、持続可能な社会の実現に向けて交流、意見交換を図ることが目的。

　韓国の各地の高校１年生２７人が来日し、同校を訪問。清田高からは事前募集で集まった１年生５１人、２年生９人、３年生１１人が参加した。

　生徒たちは、ダンスやだるまさんがころんだなど、体を使ったプログラムで親睦を深めたほか「未来に必要なもの」を絵にまとめるグループワークに取り組んだ。

　グループワークでは、円滑に交流ができるよう、グローバルコースで韓国語を学んでいる２年生以上の生徒が必ず配置されるようにグループを編成。笑顔、地球、愛など持続可能な社会の実現に向けて必要なものを話し合い、思い思いに模造紙に描いていった。

　清田高の生徒は「今まで韓国の人と交流したことがなかったので良い経験になった。将来は国際交流に興味があるので、この経験を生かしたい」と感想を述べた。

　清田高では、本年度からグローバルコースの修学旅行の行き先を韓国に変更。１０月下旬に２年生が現地に渡り、様々な文化などを学ぶ予定だ。

(札幌市 2023-07-07付)