両市のつながり深める　米国グラント高２年生２０人　秋元札幌市長を表敬訪問

（札幌市 2023-07-18付）

グラント高表敬訪問

　姉妹都市の米国ポートランド市にあるグラント高校の２年生２０人が１０日、秋元克広市長を表敬訪問した。市立高校との相互交流事業の一環で、４年ぶりに来札した。生徒は「両市のつながりを深めたい」なとと意気込みを語った。

　市立高校との交流は、グラント高生が平成２３年に来札したことをきっかけに始まった。２５年度に市立高校から２１人の生徒を初めて派遣して以来、相互派遣が続いている。ここ数年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で事業を中止していたため、今回の訪問は４年ぶり。

　同校で日本語を学ぶ高校２年生２０人が来札した。１日から１８日までの１８日間滞在し、市立高校で授業に参加している。

　生徒たちは市役所を訪れ、生徒代表のレイモンド・シャウさんがあいさつ。「来年の姉妹都市提携６０周年を前に、さらにつながりを深めたい」と述べた。

　他の生徒たちも「札幌の魅力は」「市が抱える課題は」などと秋元市長に積極的に質問した。また、ポートランド市の風景を描いたちぎり絵を贈った。

　秋元市長は「札幌市の高校生とより深い交流ができることを期待している」と呼びかけた。

(札幌市 2023-07-18付)