石狩局　Ｗｅｂチャンネル・キャリア　道職員のやりがいは　仕事内容や魅力など紹介

（道・道教委 2023-10-05付）

チャンネル・キャリア第１回

　石狩教育局は９月２８日、独自事業である石狩ＷｅｂチャンネルＰｌｕｓ＋「チャンネル・キャリア」の１回目をオンライン開催した。石狩振興局地域政策課・危機対策室の杉本ひかる主事と石狩教育局道立学校運営支援室の岩佐大介主事、企画総務課の関康希主事が道職員としての仕事のやりがいや楽しいこと、つらいことなどについて紹介した。岩佐主事は転勤について「転勤先で多くの友達ができた。今後異動があっても一緒に働いたことのある人たちに会えるので、初めに感じていた不安はなくなった」と話した。

　チャンネル・キャリアは、高校・大学生を対象に、学校教員、医療従事者など様々な職業人との交流機会を創出するために本年度新設したもの。９月から来年１月まで１ヵ月ごとに実施し、１講座６０分程度で職業に就いたきっかけや就職するまでの過程、やりがいなどについて講話する。開催後はオンデマンドで配信し、学校が授業等で利用することをねらいとしている。

　講座では、振興局の杉本主事、石狩局の岩佐主事と関主事が自身の経歴とともに仕事のやりがいや楽しいこと、つらいことなどについて紹介した。

　杉本主事は、公務員は楽しいのかという問いに「自分次第。民間企業のようにノルマや知識が必要なく、資格やテストでの評価もない。しかし、自分のキャリアと向き合い、能動的に取り組むことで周囲の人と差がつく」と話した。

　石狩局の関主事は、仕事のやりがいについて「事務処理と学校現場のつながりを実感すること」と述べ「自分が事務処理をしたＩＣＴ機器を活用する子どもたちの姿を見た際には、あの時頑張って良かったと思った」と振り返った。

　岩佐主事は、初めに感じていた転勤への不安が実際に働いてみることで払拭されたことについて紹介。「網走市に転勤した際にたくさん友達ができて、今も交流がある。今後、異動することになっても一緒に働いたことのある人たちがいるから不安はもうない」と話した。

　第２回は、現職の保育教諭を講師に招き、今月下旬に開催する予定としている。

(道・道教委 2023-10-05付)